使わなくなった車を寄付として受け付け、その廃車リサイクル益を災害支援や生活困窮者支援の資金に充てるキャンペーンが、2026年1月20日〜3月31日に全国(一部離島除く)で行われます。日本カーシェアリング協会は寄付募集100台、寄付金総額420万円相当を目標に掲げ、期間中は通常の査定額に最大5,000円を上乗せします。上乗せ額は引取地域や車種で異なります。寄付車両は支援車としては運行せず、提携する自動車リサイクル会社が引き取りから廃車処理まで担い、確定した寄付金額は協会が報告します。背景には、自然災害の頻発化や車を確保できない人の増加で支援ニーズが高まる一方、継続的な資金確保が課題になっていることがあります。同協会は2011年の東日本大震災後に設立され、災害時の車の無償貸出は累計1万件以上としており、廃車リサイクル寄付の累計は599台(2026年1月19日時点)です。2024年の能登半島地震後には同様の取り組みで275台の寄付があったといいます。今後は提携先の拡大と寄付の定着が進めば、平時の備えと発災直後の機動的な支援体制の強化につながる可能性があります。
